Wワーク(1)マッサージチェア説明員(販売員)のバイトを始めてみた

家計ショート カウントダウン。バイトしなきゃの54歳。

会社が絶不調で給料が下がっているのに、子供が塾に行きだした。英語と数学で2教科で毎月3万円オーバー。

もはやカードローンでごまかしていては破綻の坂を転がり落ちる。収入を増やすしかない。バイトしかない。

家計ショート(破綻の意味)まで時間が無いので、短期でも最悪日雇い単発でも始めないことには間に合わない。

ネットで探してみたら、「家電量販店でマッサージチェアの説明」時給千円以上、販売インセンティブあり。

これは自分にぴったりでは?

マッサージチェアの説明員が自分に向いてると思った理由

  1. 半年以上小さな町の電気屋で家電販売の経験あり。しかも店長(店員一人だから)。仕切り、仕入れ値、マージン等が分かる。
  2. 商品説明は得意。相手の潜在需要を洞察してソリューションを提供し、対価をもらうのが今も昔も私の仕事。
  3. 家電はいろんなジャンルのいろんな製品に知識がある。何か買う度ネットで調べつくすケチだから。馬鹿でけちな客=自分。
  4. 客が来たら、商品の説明をして、暇ならマッサージ椅子に乗ってればいいんでしょ?(これはNGだった)

ま、イメージと違ってたら短期で辞めて別なの探せばいいんでしょ。やってみなけりゃ分からんからやってみる。

マッサージチェア説明員に応募しました

ネットの募集に書き込みをし送信。

履歴書や経歴書を作成して、面接の想定問答をシミュレーション。

連絡が来たので面接日を打ち合わせ。面接をして特に問題なし。

面接官はぼけた爺が来たら断る準備をしているらしい。「いい人(人格ではなく仕事上の資質のこと)でよかった」と言っていた。

派遣先企業の研修一日。

面白かった。後々とても役に立つ内容であった。

OJT=On Line Job Training 日本語では現場研修。

日本語で言えっての。三連休だったので3日間やった。遠い場所であった。

派遣会社の「リーダー」と言う仮想の肩書きが付いたオッサンが気合十分で売り場に立っていた。

このおっさん、歯茎がただれていて、そこを通過して吐き出される息がやばい!!!

歯槽膿漏なら歯医者行って、毎日きちんと歯磨きすればある程度良くなるんだからそうしろよ、それも仕事の内だろ!と思った。

言ってることも昭和のバナナ売り。

「奥さん、体曲がってるよ。この椅子乗ると良くなるかもよ」←実際はもっと丁寧だがこんな感じ。

値段も「税込み○○万円でいいよ」←価格コム上位の値段。

↑椅子メーカー営業いわく。「配属先で絶対真似しないでください。一発で出入り禁止です!!」

教育とは理想と現実の矛盾を見せ付けてじっくりと考えさせる、と言うことなんでしょうか?

しかし、「気に入った買う、明日買いに来る」でも来ない。こういう人は何人かいた。

かと思えば、突然「何軒か見てきた、これ以下ならここで買う」。お店が頑張って安い値段を提示。決定。なんてこともあった。

しかし基本暇な仕事と言うことは分かった。でも、店員さんが忙しいのでお客様は店員と間違えて商品の場所を聞いてきたりするので、それなりに暇はつぶれた。この三日間で、「バイトとして問題は無い」、という確信はもてた。

ただ気軽な商売でもないらしく、「説明員」というのは便宜上の呼称で、あくまで「販売員」だ。「一台でも多く売ってください」。と言われた。

某家電店某支店に配属。いきなり敵のボスキャラ登場

配属の店も決まりいざ初日。営業さんと待ち合わせて店舗へ入店。休憩室を案内してもらってから売り場へ。

ズヌオオオオオオオオォォォォ究極の遣り手ババア怪獣の縄張りだった(少し後で分かった)

しかし、最初は愛想のいい、おばさん90%おばあちゃん10%という感じの人で危険感は無かった。

むしろ、担当の店員が「よく教育してくださいね!!!」と言うような上から目線の人で、自分は「困ったチャンおやじか」と思って営業さんを見たら、「気取ってんですよ、まったく・・・・・・」。なんか問題がありそう。

営業さんかいつまんだ説明をしながら2時間もいないで引き上げた。おばさん「早く逃げたこと」と言っていた。

このあと愛想のいいおばさんは徐々に恐ろしい心理戦を展開し始めた。新人追い出し作戦が開始された。

お宅のメーカーは以前販売員が店に損失を与えたことがあって敵視されている。前の人も店からずいぶんいじめられた。

お宅の椅子は安い値段は出してくれない、ほぼ定価の金額表示で売りようが無い。接客しても無駄だ。

でも私のところはネットよりも安い値段を出してくれる。なぜならあたしが付け届け攻勢をしてがっちり店員さんを掴んでいるから。

今まで何人もお宅の販売員が来たけどほとんど売ったのを見たことが無い。でも私は一ヶ月最低でも5~6台は必ず売るの。

あなたは(私のこと)まだマッサージ販売員をやる年ではない。白物家電販売員を紹介するから頼ってみなさい。

褒めたりけなしたり脅したりだ。刑事なら「落としの○○」と言われていたに違いない。

おばさんの圧力だけではない。マッサージチェア売り場を見渡すと力関係は売り場のPOP類に表れていた。こちらは30cm×50cmの幕1枚。むこうは10m×2mの宣伝屏風がパーテーションになってる。単位が違うのだ単位が!

面積にすれば100倍の違いがある。これがメーカーの力の差ならば・・・・終わっているのか・・・・