「何をやっても芽が出ない、俺には才能がない」
「石の上にも三年と頑張ったが、全く芽が出ない」
三年でモノになるのは天才の場合。
1日1%成長できる秀才でも6年です、という話。
成功は累乗曲線。ずっと後で一気に来る
数字なので、わかりやすくお金で例えてみると
1円からスタート
1日あたり、昨日より1%増やすとする
2円になるのは70日後、2ヶ月以上
10円になるのは、232日後、9ヶ月近
100円になるのは、463日後、1年と4ヶ月
1000円になるのは、695日後、ほぼ2年
1万円になるのは、926日後、2年と8ヶ月
10万円になるのは、1158日後、3年と3ヶ月
100万円になるのは、1389日後、3年と10ヶ月
1000万円になるのは、1620日後、4年と6ヶ月
1億円になるのは、1852日後、5年とちょっと
10億円になるのは、2083日後、5年と9ヶ月
では世界の億万長者たる100億円長者になるには、どうでしょう。
1円から100億まで全部の期間をまとめると、こんな曲線
4年目くらいまでは0に等しく、7年目くらいから底離れが実感でき、そこからは数年もあれば、あれよあれよと世界の大富豪になってゆく。
1から始める場合、石の上に3年では全く芽は出なかった。あと3年以上我慢が必要だった。
そして100億になるには、更に成長を続けなければならない。
ワタシ的には実感できる納得の曲線だがいかがでしょう
曲線が習得曲線なら
お金ではなく、英語とか言語の習得としよう
最初は何もかもがちんぷんかんぷん、文法一つ覚えるのに途方もない時間がかかる。
流暢な会話には、単語も少なくとも5万語くらいは覚えなければならない。それに対して発音・綴り・品詞別変化etc。相当な時間が必要だ。
単純な発音もそうだが、会話の中の発音は前の単語の最後と、次の単語の頭がつながって全く違う単語に聞こえる。
文化的背景も知らなくては会話は出来ない。これらは単純な暗記と違って相当な時間がかかる。
覚えるべきことを単純に数え上げるとすると、数十万とかそれ以上にも及ぶ。
仮に30万項目と見積もったとして、上の1%曲線で見ると、ほぼ4年。
あれ?石の上にも3年で結構あってるのかもしれない!!?
ただし3年目までは全く実感が伴わず、ここまでで挫折してしまう人がほとんどだろう。
お金は税金が有るので累乗曲線とはならない
お金も、累乗曲線に従って、4年目ぐらいからぐんぐん増え始めるわけだが、お金は増えれば税金が取られるので、10億稼いでも5億は税金で取られるならば、半分からやり直しになる。
毎年毎年それをやられるわけだ。
この曲線の裏に潜む血の滲む努力を考えると、脱税したくなるのは人情ですね。
(でもリスクが高いのでやったら負けですよね、覚醒剤と同じでいつかは破滅する)
おそらく、人はモチベーションをなくし、この曲線に乗るのをやめてしまうと思われる。
10,000スタートなら3年で10億
1からスターではなく、10,000スタートの場合、1万倍にはならないが、半分の3年で10億に達する。
どんな世界でも2世は成功しやすいのを数字的に説明できているのかもしれない。
金持ちの子供は、頭は微妙でも、自分も事業を起こして金持ちになったりする例が多いが、種銭があれば倍速で事が成し遂げられるのかもしれない。
貧乏人の子はたとえ優秀であっても貧乏人で終わるのは、こういう事かもしれない。
帰国子女は英語のエキスパートだが、スタート時の習得が1日1%を遥かに超えているゆえと予想できる。
どうやら、いちばん大事なのは、継続。全く成果が出ていなくても諦めてはいけない。
2年目の成果1500がなくなるのではなく、10億への爆発のベースを捨ててしまうことなのだ。もったいない。
勇気の言葉
もうすこしのしんぼうだ。(このあと一気に成果が現れる)
もう少しで夜明けが来る。(よく頑張った、あとはガバガバだ)
止まない雨はない。(諦めなければ無駄にはならない)
石の上にも3年だ、大成功までは6年だ。(1・2年では話にならない)