ホームページ診断(引用)

ホームページの評価の仕方

 

ホームページリニューアルを勧める時、ここが悪い、ここも駄目だ、と言いたくてもそう言ってしまうと角が立つ可能性があります。

小規模ホームページは決裁権者である社長さんが関わる事が多いため、社長は自分がけなされているような不快な気分になってしまう可能性があります。いや、高いです。

そこで、以下の引用のような、チェックシートに基づいた客観的点数化などをすれば社長さんの気分を害さないで、サイトの悪い部分を指摘しやすいことでしょう。

個人的には、サイトを作るときにはチェックシートを使っているのですが、評価に客観的チェックシートとは、言われてみれば当然過ぎるくらいなのに思いつきませんでした。勉強になりました。

ウエブクリエイティブStaff Blog様のページから引用

コミュニケーションの始まりは、「自己紹介」からですよね。自己紹介で興味を持ってもらえると、その後のコミュニケーションも気持ちよく発展します。
ホームページで「自己紹介」というと、会社概要や会社案内、そして、代表あいさつ、スタッフ紹介のページです。
御社のホームページには、これらのページがありますか?
お客様に、「この会社とコミュニケーションを取りたい!」と好意を持ってもらえるページになっていますか?
簡単にチェックしてみましょう!
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ズバリ、診断!!
御社のホームページのコミュニケーション力(自己紹介編)
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□会社概要や案内のページは、パンフレットをそのまま掲載
□会社代表のあいさつが、ない
□社員、スタッフの声を掲載していない
□新着情報やブログがない(あっても更新してない)
○が4個
コミュニケーション力0。
客はいらん、勝手に読め!? 本当に、そのままでいいですか?!
○が2〜3個
コミュニケーション力まあまあ。
もう一歩踏み込んで、お客様に御社を上手にアピールしましょう!
○が0〜1個
素晴らしい!
ですが、お客様目線でもう一度見直してみてはいかがでしょう!
※ちなみに、会社概要・会社案内のページがないのは論外です。
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いかがでしょう。ぜひ、チェックしてみてください。
会社概要や会社案内のページでよくあるパターンが、「パンフレットの丸写し」。実は、あまり魅力的ではありません。
お客様は、会社について知りたい! どんな人がいるのか知りたい!と思いながらホームページをご覧になるわけです。上手に自己紹介して、興味を持っていただけないと損ですよね。

 

サイト制作の根本的問題点

こちらの会社、岡山県のウエブクリエイティブさんは、会社案内を見たら、私が以前疑問に思ったことが同じように書いてあり、解決策として月額定額制として構築を始めるなど、同じ考え方の会社さんでした。かつてウエブ製作コストはデザイン工数で価格を決めていました。でも本当に必要なのは、お客様と一緒に考えるディレクションなのだ。

 

せっかくオーダーメイドの受託開発をしているのに、納品という段階ではお客様の要望が100%活かし切れていないものになっていること。
また、その解決のためにはさらに経費が生じるシステムであること。さらには、お客様の経費削減という思いから開発と運用が一体化させれず、後々不都合が生じることが多々あること。
開発に先駆けては「要件定義」を決めてしまうのがこの業界の流儀ですが、最初に仕様ありきで機能を固めていく一方で、システム開発の過程でお客様に「この機能が必要」「これは要らない」という思いが生じても、柔軟に対応できないという縛りにもなっている現実。

かつての制作請負

Photoshopが使えてHTMLを書けるというだけでサイト制作を作っている人は、ページはきれいでも中身が伴わない可能性があります。

顧客の要望を引き出すのは、スキルと経験と何より人間性が問われる仕事です。だから会社には営業マンがいるのです。

WEBディレクターと言う仕事が重要性を増していますが、仕事の中身は営業マンそのものです。重要視されるのは当然のことです。デザイナーが聞き取りをしてデザイン工数による見積書を作っていたのがおかしい事だったのです。

しかし、「結論は、デザイナーは営業マンと組みましょう」ではありません。ディレクターを置いて高い料金を貰いましょうでもありません。

ワードプレスの脅威

CMS特にワードプレスは、上記問題のソリューションを提供してしまう恐ろしいツールなのです。

ちょいとデザイン(カスタマイズ)した骨組みページに顧客が直接肉付け出来るからです。間を取り持つ営業マンが必要無くなってしまうのです。さらに、これらがもたらすデザインのシンプル化は更なるコスト引き下げに働きます。

今後のWEB制作

今後の小規模WEB制作業者は、制作でお金を得るのではなく、内容を作る顧客をサポートしてお金をもらうような、方向転換を迫られる可能性があるのではないでしょうか。そのひとつが固定月額制という事です。

顧問契約や、SEOを含めたコンテンツに関わりながら成果報酬を得るようなコンサルタント契約もあるかもしれません。顧客の社長が、SEOやらブログの発信などにはまり込んでいたら、かつて無いビジネスチャンスです。

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