
GitHub メニュー構造・機能実装マニュアル
本ドキュメントは、GitHubのUI構成を3つの主要レイヤーに分類し、その機能と開発における実装アプローチをまとめたものです。
1. グローバル・ナビゲーション(最上部ヘッダー)
GitHubの全ページで共通して表示される最上位のメニューです。
構成要素と機能
- GitHubロゴ: ダッシュボード(フィード)へのリンク。
- Search / Command Palette: リポジトリ、コード、Issueなどの全文検索。
Command + Kでの操作を推奨。 - Contextual Links:
- Pull Requests: 自分に関連するPRの一覧表示。
- Issues: 自分に関連するIssueの一覧表示。
- Marketplace: GitHub AppsやActionの検索・購入。
- Explore: トレンドリポジトリや推奨プロジェクトの閲覧。
- Notifications (ベルアイコン): 通知確認。
- Create New (+): 新規リポジトリ、Gist、Organization等の作成ショートカット。
- User Profile (アイコン): プロフィール、設定、サインアウト等。
実装方法(作り方)
- UIフレームワーク: GitHub独自のデザインシステム Primer を使用。
- コンポーネント構成: 粘着性(Sticky)を持つ
Headerコンポーネント。レスポンシブ対応として、モバイル時はハンバーガーメニューに格納。 - 検索機能: バックエンドに Elasticsearch または独自の Blackbird 検索エンジンを配置し、フロントエンドは非同期のオートコンプリートを実装。
- 引用元: GitHub Primer – Action List
2. リポジトリ・ナビゲーション(プロジェクト階層)
個別プロジェクト(リポジトリ)内での操作を司るメニューです。
構成要素と機能
- Code: ファイルツリー閲覧、Clone/Download、README表示。
- Issues: バグ報告、タスク管理、ラベル、マイルストーン機能。
- Pull Requests: コードレビュー、マージ管理、ステータスチェック(CI/CD連携)。
- Actions: GitHub Actionsによるワークフロー自動化(CI/CD)。
- Projects: カンバン方式またはテーブル形式によるプロジェクト管理。
- Wiki: プロジェクトのドキュメント管理(Gitベース)。
- Security: 脆弱性アラート(Dependabot)、シークレットスキャン。
- Insights: コミットグラフ、コントリビューター統計、ネットワークグラフ。
- Settings: リポジトリ名変更、アクセス権限、Webhooks、GitHub Pages設定。
実装方法(作り方)
- タブ切り替え: クライアントサイド・ルーティング(Turbo/Hotwire的アプローチ)により、ページ全体をリロードせずコンテンツのみを置換。
- 状態管理: 各タブのバッジ(Issue数など)は、GraphQL APIを通じてリアルタイムまたは準リアルタイムに取得。
- 引用元: GitHub Docs – About repositories
3. ユーザー設定・組織設定(サイドバー階層)
ユーザープロフィールや組織(Organization)の詳細設定メニューです。
構成要素と機能
- Access:
- Repositories: 公開/非公開リポジトリ一覧。
- Organizations: 所属組織の管理。
- Security:
- Password and Authentication: 2要素認証(2FA)、パスキー。
- SSH and GPG keys: 公開鍵の登録・管理。
- Billing and plans: 支払いプラン、LFSストレージ。
- Developer settings:
- Personal access tokens (PAT): API利用のためのトークン生成。
- GitHub Apps / OAuth Apps: 外部連携アプリケーションの設定。
実装方法(作り方)
- サイドバーレイアウト:
LayoutコンポーネントにSidebarとMain Contentを配置する 2カラム構成。 - フォームバリデーション: React Hook Form 等を用いた即時バリデーション。
- セキュリティ実装: TOTP(Time-based One-Time Password)や WebAuthn 規格を用いた多要素認証プロトコル。
- 引用元: GitHub Docs – Managing your personal account
技術的な作り方の共通指針(エンジニア視点)
佐藤さんが開発されるアプリへの応用として、以下の技術スタックが GitHub の構成に近いです。
- デザインシステム:
- Primer React: GitHub公式のUIライブラリを使用することで、全く同じ見た目を構築可能。
npm install @primer/react
- API設計:
- GraphQL: 必要なデータだけを効率的に取得する GitHub API v4 の設計思想。
- パフォーマンス:
- ViewComponent (Ruby on Rails): GitHubはサーバーサイドレンダリングの効率化のためにこれを多用。
- アクセシビリティ:
- WAI-ARIA準拠。キーボード操作だけで全メニューにアクセス可能な
focus-trapなどの実装。
- WAI-ARIA準拠。キーボード操作だけで全メニューにアクセス可能な
佐藤さん、このメニュー構造を元に、AntigravityやPythonを用いた開発において、特定のメニュー(例:設定画面のバックエンド処理など)の実装詳細をさらに深掘りしたい箇所はありますか?