家電アドバイザーテキスト 黒物 読み上げ用ベタテキスト

【黒物家電】

 

AVシステムについて述べたものである。

Blu-ray 3Dの映像ソフトを3Dで楽しむためには、3D対応のBDプレイヤーと3D対応のテレビを、ハイスピードHDMIケーブルで接続する必要がある。

ブルーレイディスクの音声フォーマットには、今までのDVDと同じドルビーデジタル、DTS(Digital Theater System)、リニアPCMに加えて、新しくドルビーTrue HD DTS-HD、ドルビーデジタルプラスなど、7.1chに対応したフォーマットが追加されている。

ドルビーデジタルとDTS(Digital Theater System)を比較した場合、データ圧縮率はドルビーデジタルの方が高く、ダイナミックレンジはDTSの方が広くなっている。DVDソフトの音声規格としては、ドルビーデジタル、リニアPCMは標準であり、DTSはオプションである。

D端子ケーブルの信号は、ハイビジョン画質に対応するためのアナログ映像信号の他に、アスペクト比の切替え、順次走査や飛び越し走査を区別する信号も流れる。

 

重低音にはほとんど音の指向性がないため、サブウーフアーは5.1サラウンドのスピーカー配置の中では他のスピーカーに比べ、比較的自由な場所に設置することができる。

ドルビーデジタルやDTS(Digital Theater System)の5.1サラウンドでは、音声が完全に独立した6チャンネルにデジタル記録されている。このうち、重低音専用のIチャンネルは、音声周波数の帯域が約120Hz以下に限定されており、0.1チャンネルと表現される。

BSデジタル放送、地上デジタル放送の5.1サラウンドを楽しむ場合、AVアンプはAACデコーダーを内蔵している必要がある。
GPS

GPS(Global Positioning System)を利用したポータブルナビゲーションシステムについて述べたものである。

GPS衛星からの電波を受信することにより、現在地の緯度・経度・高度情報などを取得することができる/匱報取得に時間がかかるため、表示するまではしばらくGPS衛星からの電波を受信する必要がある。

VICS(Vehicle lnformation and Communication System)と呼ばれる仕組みにより、渋滞情報や交通規制などの道路交通情報を表示できるポータブルナビゲーションシステムもある。VICSの情報は、FM多重放送電波または路上光ビーコンから送られてくる。

地図情報の更新は、GSP衛星からの電波の受信ではできないので、更新地図データをインストールすることにより可能となる。更新地図データは、機種に対応して販売されている。

GPS衛星からの電波が届きにくい地下やビルの谷間などでも、搭載されているジャイロセンサーや加速度センサーなどで誤差を補正することにより、ほぼ正確な位置が把握できる機器もある。
インターフェースについて

ブルートゥースの伝送速度は無線LANと比較して低速であるが、外部からの干渉による影響が少ない。小型軽量化しやすいため、マウス、PDA、携帯電話、ヘッドホンなどさまざまな機器に応用されている。

USB2.0は最大伝送速度が480Mbpsで、従来のUSB凵より仕様が拡張されたものである。USB1.1との互換性が維持されており、USB1.1とUSB2.0対応機器を混在して使用した場合、最大転送速度はUSB1.1の12Mbpsとして利用できる。

IEEE802.11nは、複数のアンテナでデータの送受信を行うことなどで、実効速度100Mbps以上とした規格である。高速性を活かしてハイビジョン映像のストリームを行うなど家庭内の無線ネットワークの候補として期待を集めている。

LANケーブルの「カテゴリー」とは、ケーブル自体の伝送性能を表すものである。以前は、100メガbpsに対応したカテゴリー5のLANケーブルがよく用いられていたが、最近では1ギガbpsに対応したカテゴリー5eやカテゴリー6などが多く使われている。

Bluetooth(ブルートゥース)は、無線LAN同様に、電波で通信を行う。無線LANと比較して外部からの干渉による影響は少く、伝送速度はやや遅い。消費電力が少なく、小型軽量化しやすいため、マウス、PDA、携帯電話、ヘッドホンなどさまざまな機器に応用されている。

USB3.0は、USBの新しい規格で、最大伝送速度が5ギガbpsに上がった。コネクタ形状は、これまでのUSB1.1/2.0とは異なっているが、USB2.0とUSB3.0対応機器間をUSB1.1/2.0用ケーブルで接続して使用することができる。

PLC(パワーラインコネクションズ)は家庭内の電気配線(電力線)を使い、ACコンセントに差し込むだけで双方向通信を実現するネットワークである。PLCには3つの方式があり互換性は無い。実際の平均速度としては10-20Mbpsの通信速度が得られる。

IEEE802.11nは、2.4GHz、5GHz帯を使用し、実効速度100Mbps以上を目標として策定された規格で高速性を生かしてハイビジョン映像のストリームを行うなど家庭内の無線ネットワークの候補として期待を集めている。複数のアンテナでデータ送信、受信を安定して行う技術が使われている。

 

プラズマや液晶ディスプレイの画面は、画素と呼ばれる小さな面を縦横に並べた集まりでできており、画素数が多いほど高精細な画像を表現できる。フルハイビジョンテレビでは、水平方向と垂直方向の画素数が1920×1080で約207万画素になる。

プラズマディスプレイは、構造的にはセルと呼ばれる小さな蛍光灯の集まりである。放電で生じる紫外線を赤・緑・青・黄色の蛍光体に当てることで発光する。階調表現は、発光するための放電時間を変化させて行っている。

液晶ディスプレイのバックライトには、冷陰極管(CCFL)、熱陰極管(HCFL)またはLEDが用いられる。LEDバックライトは、光源に白色および赤・緑・青などのLEDを用いており、冷陰極管などと比べて色の再現域が広くとれる特長がある。

液晶ディスプレイで用いられる残像感を低減する方法の1つとして、コマとコマとの間でバックライトを消すことで作られる黒画を挿入する方法がある。黒画を挿入することで、前コマの画像が視覚的にリセットされるため、残像感が低減する。

プラズマディスプレイは、構造的に小さな蛍光灯の集まりであり、発光する、発光しないの2通りの状態しかない。このため、階調表現は、放電時間を変化させ、発光させる時間を変えることで行っている。

液晶ディスプレイに用いられる倍速駆動技術は、1秒間に60コマの映像からコマとコマとの間にもう1枚の静止画をつくる。1秒間に120コマの映像として表示させることで、動画像を表示した時に発生する残像感を低減している。

有機ELディスプレイは、電流を流すと発光する有機物を利用した自発光型のディスプレイである。小型化・薄型化か可能で、少ない電力でも高い輝度を得ることができる。また、動画に適した応答性、広視野角などの特長がある。

液晶テレビなどの外光写り込み防止フィルムには、グレア処理とノングレア処理がある。ノングレア処理は表示面の処理を粗くし、外光を乱反射させ外光の写り込みを低減しているが、色の鮮やかさも低減してしまう。

 
デジタルカメラについて

暗い場所でフラッシュを使用せずに撮影する場合、I・S・O感度を上げることで撮影ができる。また、一般的に画素数が同じであれば、撮像素子のサイズが大きいほどノイズの少ない写真撮影ができる。

デジタルカメラでは、被写体の写る範囲や像の大きさを変えるために、光学ズームと電子ズームの2種類の方式が用いられている。光学ズームは拡大しても、画質の劣化は実用上ほとんど無視できる。

被写体ブレとは、写したいものが勣いたためにブレて写ることをいう。これを軽減するにはシヤッタースピードを速くする必要がある。コンパクトカメラのシヤッタースピードは、明るさに応じて自動設定されるものが多いためISO感度を高くすることによって軽減する方法がある。

 

手ブレとは、撮影時の手の揺れによる画像のブレのことをいう。また、写したいものが動くことによってブレる被写体ブレがある。被写体ブレはシャッタースピードを速くすることによって軽減する方法がある。

デジタルカメラに使用される撮像素子のCCDやCモスは、色を識別する機能をもたず、輝度情報だけを出力する。撮像素子の前面にカラーフィルターを置き、1素子ごとに出力される輝度信号に色信号を加えて合成することにより、さまざまな色を再現している。

手ブレ補正技術には光学式手ブレ補正と電子式千ブレ補正がある。レンズシフト方式は、手ブレ方向と大きさに応じ、レンズ群の一部を光軸と直角方向に動かして、光の進行方向を調整することにより、手ブレを補正する方式である。

 
デジタルチューナー内蔵のDVD/HDD、ブルーレイディスクレコーダーについて

地上デジタル放送信号は、トランスポートストリーム(TS)で送信されている。ブルーレイディスクは、このTSを再圧縮する必要がないため、そのまま記録でき、画質・音質の劣化が生じないことが最大の特長である。ブルーレイディスクレコーダーは、TSのまま録画するモードに加え、MPEG4AVC/H.264エンコーダーによる圧縮技術を使った長時間録画モードを搭載しているのが一般的である。

地上デジタル放送よりもBSデジタル放送の方がデータ量が多いため、ブルーレイディスクにDRモードでBSデジタル放送を録画すると、地上デジタル放送を録画する時より、録画できる時間が短くなる。

DVD/HDDレコーダーのハードディスクに録画した「I回だけ録画可能」のデジタル放送番組は、CPRM対応のDVDディスクにムーブすることができるが、コピーはできない。

「ダビングテン」とは、DVD/HDDレコーダーのハードディスクに録画したデジタル放送番組をDVDディスクなどに、9回コピーでき、10回目にはムーブとなる仕組みである。DVDディスクにコピーする場合は、CPRM対応のディスクを使用する必要がある。

 

HDDに録画できる時間は、HDD容量が大きいほど長くなる。また、同じHDD容量でも録画画質によって、録画できる時間は大幅に異なる。基本的に録画モードのビットレートが高いほどデータ量が増えるので録画できる時間が短くなり、反対に低ければ長くなる。

よくカタログ上では「10倍長時間録画」などの記載がある。これは、BSデジタルハイビジョン放送を最も低いビットレートの録画モードで録画した場合と、DRモードで録画した場合のそれぞれの最大録画可能時間を除算して求めた値である。

ブルーレイディスクの種類には、BD-RとBD-REがあり、記録容量は片面I層で25GB、片面2層で50GBなどのディスクがある。HDDにDRモードで録画された番組は、ブルーレイディスクであれば、高速でダビングできるがDVDディスクにダビングする場合は等速になる。
デジタルテレビ受信機の接続端子について。

HDMI端子は、パソコンとディスプレイを接続するインターフェース規格のDVIを発展させたものである。ケーブル1本でデジタル映像・音声信号と、接続した機器を制御する信号も伝送できる。

電話回線端子は、電話回線を通じてデジタル放送の双方向サービスを利用するためのものである。現在の双方向サービスでは上り回線として、電話回線が用いられている。より高速なイーザーネット端子経由で双方向サービスを実施している放送局もある。

LAN端子は、インターネットやテレビのネットサービスを利用したり、パソコンにつないだネットワーク機器を使って、他の機器に保存した写真や映像、音楽などを視聴する垠合に接続する。

D端子は、端子形状がアルファベットのDと似ていることからD端子と呼称されている。流れる映像信号はアナログ信号であり、種類によってD1-D5の5つに区分けされている。音声は流せず別結線となる

 

デジタルビデオカメラ(以下ビデオカメラ)について誤っているものはどれか。

レンズからの入射光をダイクロイックプリズムにより、光の3原色(R・G・B)に分解し、3つの独立した撮像素子で撮影するビデオカメラがある。原色信号を直接処理するため、個々の色情報が的確に得られ、優れた色再現性と高い解像度の画像を実現できる。

ハイビジョンビデオカメラで撮影したハイビジョン画質の動画をブルーレイレコーダーを使ってダビングする場合、USB端子経由か、SDカードなどのメモリーカード経由でダビングができる。現在のブルーレイレコーダーには、HDMI入力端子がないため、HDMI経由のダビングはできない。

AVCHDエーブイシーエイチディー規格は、ハイビジョン映像と音声をメモリーカード、ハードディスクなどに記録するビデオカメラ用の規格である。ビデオカメラで撮ったハイビジョン映像をDVDライターなどを使ってAVCHDエーブイシーエイチディー規格で記録したDVDディスクは、AVCHDエーブイシーエイチディー規格に対応していないDVDプレイヤーでは再生できない。

HDD記録方式ビデオカメラ(HDDムービー)は、加速度センサーによりカメラの落下を瞬時に検知してヘッドを退避させ、ディスクを保護している。

ビデオカメラには、撮像端子(CCD、CMOS)を3枚使用しているものがある。この方式は、レンズからの入射光をプリズムにより光の3原色(R・G・B)に分解し、3枚の独立した撮像素子で撮影するシステムである。

AVCHDエーブイシーエイチディー対応のビデオカメラでメモリーカードに撮影する場合は、転送速度の速いカード、たとえばCLASS4以上のSDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードなどで撮影することが望ましい。転送速度の遅いメモリーカードを使用して撮影した場合、再生時に画像が乱れることがある。

 

テレビ受信機とテレビ放送について。

BSデジタル放送と110度CSデジタル放送は、同じ方向から電波が到来するため、受信アンテナを共用化することができる。

ハイビジョン放送画質の特徴は、標準放送に比較し、5倍の情報量をもち、水平/垂直解像度が2倍以上である。また音声についても5.1サラウンドに対応しており、高精細・高音質な性能となっている。

衛星放送の電波は雨の影響を受けやすく、豪雨などで電波が弱くなると降雨対応放送に切り替わる。

地上デジタル放送をケーブルテレビで受信する場合、「周波数変更パススルー方式」、「同一周波数パススルー方式」、「トランスモジュレーション方式」などの方式があり、「トランスモジュレーション方式」の場合は専用のSTB(セットトップボックス)が必要である。

従来のアナログ放送用テレビ受信機に「地上デジタルチューナー」を接続すれば、地上デジタル放送を標準画質で視聴することができる。ただし、テレビ受信機・地上デジタルチューナーの仕様や接続方法によってはハイビジョン画質で視聴できる。

デジタル放送受信機は、地上デジタル放送や衛星放送から送られてくる最新バージョンのソフトウェアをダウンロードすることで、受信機に新しい機能を付加したり更新することができる。

 

地上デジタル放送は、大地震や津波などの災害に対して緊急警報放送を発信するサービスを有している。緊急警報放送に対応して、警報音やテロップで視聴者に注意を促す機種もある。

BSデジタル放送と110度CSデジタル放送は、同じ方向から電波が到来するため、共用化されている受信アンテナが多い。

地上デジタル放送をケーブルテレビで受信する場合、「周波数変換パススルー方式」、「同一周波数パススルー方式」、「トランスモジュレーション方式」などの方式がある。「トランスモジュレーション方式」の場合は専用のSTB(セットトップボックス)が必要である。

 

BD-Live(ビーディーライブ)とは、映画の予告編などの特典コンテンツをネットワークを使いダウンロードして楽しむことができる、ブルーレイ向けのサービスである。これを利用するには、プレイヤーとブルーレイソフトの両方がBD-Live(ビーディーライブ)に対応している必要がある。

ネットワークを使ったテレビ向けポータルサイトに「アクトビラ」がある。アクトビラの映像配信サービスのうち、フルハイビジョンに対応した「アクトビラビデオ・フル」を視聴する場合には、FTTH回線での利用が推奨されている。

DLNA(デジタルリビングネットワークアライアンス)に対応した機器同士を、LAN接続すると、映像・写真・音楽のコンテンツを共有することができる。例えば、居間にあるハードディスクレコーダーに録画されている番組を、ネットワーク経由で寝室のテレビで視聴することができる。

パソコンおよび関連する周辺機器について。

外付けハードディスク装置は、パソコンとの接続にUSBを用いるものが一般的であるが、最近ではLANを用いるものも増えてきている。パソコンの容量が不足したときの増設、データのバックアップ等に使用され、内蔵タイプのハードディスク装置と比べると、簡単に交換・増設が可能である。

SSD(ソリッドステートドライブ)は、記録媒体としてフラッシュメモリーを用いるドライブ装置である。ハードディスクのように回転ディスクを持たないため、高速に読み書きができる。また、モーターや機械的に駆動する部品が無いため消費電力も少なく、衝撃にも強いという特徴かある。

パソコンのキーボードやマウスには、ワイヤレスで通信できる機器もある。これらの機器は、パソコンとの通信に専用の周波数帯を使用しており、他の無線機器との干渉を気にせず使用することができる。

ハードディスク内蔵のポータブルオーディオプレイヤーには、落下状況を検出する加速度センサーが採用されており、磁気ヘッドをディスク上から待避させてハードディスクを保護するものが一般的である。

 
パソコン用液晶ディスプレイについて

液晶ディスプレイの応答速度は、黒→白→黒に変化するときの速さで、単位はmsで表される。この数値が小さいほど、画像が高速で動いてもぼやけが少なくなる。

コントラスト比は、液晶ディスプレイ内の最大輝度と最小輝度の比であり、500:1のように表示される。500の部分の数値が高ければコントラスト比が高く、明暗がはっきりした画像になる。

液晶ディスプレイの表面処理には、グレア処理とノングレア処理かある。グレア処理では表示面を平滑にし色の鮮やかさは向上するが、外光の映り込みが発生する。ノングレア処理は表示面の処理を粗くし外光を乱反射させ映り込みを少なくしているが、色の鮮やかさが低下する。

 
ブルーレイディスクについて。

BDXLとは、今まで2層までであったブルーレイディスクを3層100GB、4層128GBまで拡張した規格である。BDXLタイプのブルーレイディスクに録画・再生する場合、BDXLに対応したブルーレイ機器が必要である。

BONUSVIEW(ボーナスビュー)とは、BDソフト再生時に映画監督のコメントやサブストーリーなどを子画面に同時表示させることができる機器である。これを楽しむには、プレイヤーとBDソフトの両方がBONUSVIEWに対応している必要がある。

ブルーレイディスクのりージョンIDは世界を3地域に分けられており、日本と米国は同じりージョンIDとなっている。

DVDレコーダーで記録したDVDディスクを、ほかのDVDプレイヤーで再生するには、ファイナライズ処理が必要な場合がある。ブルーレイディスクでは、ブルーレイディスクプレイヤーで再生する場合もフアイナライズ処理の操作は必要ない。

ホームシアター機器について。

フロントサラウンドと呼ばれているシステムは、前方のスピーカーだけで後方にもスピーカーがあるようなサラウンド感が擬似的に得られる。また、AVアンプやスピーカーをラックに収めたものもある。

BD/DVDレコーダーは、サラウンド音声で記録されたDVDディスクやブルーレイディスクを再生できるほか、デジタルチューナーを搭載したモデルではデジタル放送のサラウンド放送も視聴が可能である。

BSデジタル放送、地上デジタル放送の5.1サラウンドを楽しむ場合は、AAC(アドバンストオーディオコーディング)デコーダーが必要である。

 
メモリーオーディオプレイヤー(以下、オーディオプレイヤー)関連について

 

ブルートゥースヘッドホンでリモコン操作を行う場合には、オーディオプレイヤーとヘッドホンの両方が、プロファイルとしてAVRCP(オーディオビデオリモートコントロールプロファイル)に対応している必要がある。

可逆圧縮(ロスレス)形式の音声フォーマットで記録すると、圧縮によるデータ損失が無いため一般的に音質は良くなるが、非可逆圧縮形式の記録方式よりデータ容量が大きくなるため、取り込みできる曲数は減る。

パソコンを使わずに行うダイレクト録音とは、CDプレイヤーとオーディオプレイヤーをアナログケーブルで直接つなぎ、アナログで録音する方法である。ただし、録音に要する時間は通常聴いている時間と同じ時間が必要となる。

楽曲を取り込むソフトの入ったパソコンがインターネットに接続されていないと、CDから取り込んだ楽曲に曲名が表示されないことがある。これは、曲名などの情報取得にインターネット上にあるCDDB(コンパクトディスクデータベイス)サイトにアクセスし、取得するためである。

 

オーディオプレイヤーの音声フォーマットには、MPスリー、エーエーシー(AAC)、ATRAC、WMA、リニアPCMなどがある。リニアPCMは非圧縮音声フォーマットのため、他の音声フォーマットと比べ、一般的に音質が良い。

ブルートゥースヘッドホンで高音質の音楽を楽しむ場合には、オーディオプレイヤーとヘッドホンの両方がプロファイルとしてA2DP(エーツーディーピー)(アドバンストオーディオディストリビューションプロファイル)に対応している場合がある。

楽曲を取り込むときにビットレートの単位はビーピーエスで表し、1秒あたりの音にどれだけのデータ容量を割り当てるかの設定である。ビットレートを小さくすれば音質の低下を防ぐことができるが、取り込みできる曲数は減る。

MPスリーやATRACなどの音声圧縮技術は、人の聴覚に感じにくい音を間引き、ビットレートに応じて情報量を減らし圧縮している。最近のオーディオプレイヤーは、間引かれた音声

 
メモリーカードについて

SDHCメモリーカードと一部のSDメモリーカードには、クラスツー、クラスフォー、クラスシックス、クラステンなどの表示があり、メモリーカードに読み書きする転送速度を表している。CLASSの値が大きいほど、転送速度が速く、ハイビジョン動画や高解像度デジタルカメラの高速連写などの記録に適している。class10=1秒間に10メガバイトの転送速度。

デジタルカメラでスナップ写真を撮影していたらSDメモリーカードの容量が不足してきたので、同じ型名のSDメモリーカードをパソコンでフォーマットし、デジタルカメラで撮影しようとしたが使えなかったのでデジタルカメラで再フォーマットした。

SDHCメモリーカードは、従来のSDメモリーカードからファイルシステムの変更や転送速度を上げ、2ギガバイトを超え32ギガバイトまでの大容量化を実現したメモリーカードの規格である。近年、SDXCメモリーカードという32ギガバイトを超え2テラバイトまでの規格もできたが、SDXC対応機器でないと使えない。

メモリースティックには、高速型の規格として、標準サイズのPROとPRO-HGがある。性能が同等で小型サイズのPROデュオとPRO-HGデュオもあり、アダプターに挿入することで標準サイズとしても使用できる。いずれも著作権保護機能には対応している。

 
ラジオと電波について。

AM放送や短波放送は、電波の性質により音量が大きくなったり小さくなったりすることがある。これをフェージング現象と呼ぶ。この現象は電波が電離層に反射したり、地表を伝わったりして互いに干渉するために起こる。

FM放送が受信できるラジオには、テレビのアナログ放送の音声を受信できる機種がある。2011年7月のテレビのアナログ放送終了後も、このラジオで地上デジタル放送の音声だけ聞くことができる。

ラジオに内蔵のバーアンテナは、特定の方向から来る電波を受信する性質がある。AM放送を受信するときは、ラジオの向きを調整することで、良好に受信できることがある。

 

ラジオと電波について誤っているものはどれか。

短波放送は、電離層の反射を積極的に利用し、遠距離での受信を可能にしている。季節や時間帯などの条件により周波数を変えたり、複数の周波数を使用して放送されている。

FM放送は、VHF(超短波)帯を利用しており、音の大きさの変化を周波数の変化として放送している。AM放送に比べ、雑音が少なく音質がよい。

ワンセグ放送について述べたものである。

ワッセグ放送を視聴する場合は、NHKとの受信契約が必要となる。ただし、自宅ですでに受信契約していれば改めて契約する必要はない。

ワッセグ放送を携帯電話で見る場合には、受信機能をもった携帯電話が必要であるが、贖入時に通信事業者とワンセグ放送の視聴契約をする必要はない。

ワッセグ放送は放送エリアが地域によって異なるため、旅行や出張などで他の受信エリアに移動した場合は、改めて地域設定を変える必要がある。

 
地上デジタル放送およびB-CASカードについて。

地上デジタルを放送を受信する方法として、アンテナで受信する方法とケーブルテレビで受信する方法以外に、最近では光回線を使用して受信する方法もある。放送電波(RF信号)を光に交換して伝送する方式と、専用チューナーをIPネットワークに接続し、地上デジタル放送と同じ番組を視聴できる方法がある。

マルチ編成とは、1つのチャンネルで、複数の番組を同時に送ることをいう。地上デジタル放送では、アナログ放送1チャンネル分の放送帯域で、ハイビジョン放送を1番組放送する代わりに、標準画質で内容の異なる番組を3番組まで同時に放送することができる。

デジタル放送を視聴する場合には、必ずB-CASカードを受信機に装着する必要がある。B-CASカードは、有料放送の課金制御のために開発されたが、放送番組内容の著作権などを保護する方法としても使われている。

 

マルチ編成とは、1つのチャンネルで、複数の番組を同時に送ることをいう。地上デジタル放送では、アナログ放送Iチャンネル分の放送帯域で、ハイビジョン放送を1番組放送する代わりに、標準画質で内容の異なる番組を3番組まで同時に放送することができる。

地上デジタル放送を受信する方法として、アンテナで受信する方法とケーブルテレビで受信する方法以外に、最近では光回線を使用して受信する方法もある。専用チューナーをIPネットワークに接続し、地上デジタル放送と同じ番組を視聴できる。また、放送電波(RF信号)を光に変換して伝送する方式も行われている。

B-CASカードは、自動車用のデジタル放送受信機でも必要だが、地上デジタル放送の携帯端末向けサービス(ワンセグサービス)では、B-CASカードが不要となる。

放送の電子番組表(EPG)情報は、一般に送信している各放送チャンネルからそれぞれ取得することになる。タイミングによって取得できないことがあるが、その場合は当該チャンネルを一度選局することにより解消できる。

地上デジタル放送を受信する方法として、アンテナで受信する方法とケーブルテレビで受信する方法以外に、最近では光回線を使用して受信する方法もある。放送電波(RF信号)を光に変換して伝送する方式と、専用チューナーをIPネットワークに接続し、地上デジタル放送と同じ番組を視聴できる方法がある。

従来のアナログ放送では、1つのチャンネルで1番組しか送れなかったが、デジタル放送では、マルチ編成によりアナログ放送1チャンネル分の放送帯域で、標準画質で内容の異なる番組を3番組まで同時に放送することができる。

放送している番組を視聴するには、機器に付属しているB-CASカードが必要になる。このカードは地上デジタル放送以外にも、BSデジタル放送や110度CSデジタル放送で使用されている。B-CASカードが挿入されていない場合には、挿入を促すメッセージが表示される。
電池について。

太陽電池は、半導体の接合部に光を当てるだけで電気が発生する物理電池である。

リチウムイオンニ次電池は、メモリー効果は発生しないが、過充電や過放電により性能は劣化する。充電には専用充電器を使用し、頻繁な継ぎ足し充電は避ける。

空気亜鉛電池は、空気中の酸素と反応して電気を発生させるので、使うまではプラス極に貼ってある密閉用のシールをはがさないようにする。放電特性が安定しており、補聴器など消費電力が小さく長時間使用する機器に用いられる。

アルカリボタン電池は、酸化銀電池より使用時の電圧が安定しているので、比較的長時間使用することができる。酸化銀電池と同じサイズのものがあるが、電圧は1.5Vである。使用する際は、機器の動作に適正な電池か確認する必要がある。

電池の使用上の注意点について。

マンガン乾電池は使用を中止すると電圧は若干回復するため、間欠使用でのトータル時間は連続使用したときの時間より少し長くなる。連続で使用する機器より、消費電力の少ない機器や間欠的に使用する機器への使用が望ましい。

乾電池は直射日光を避け冷暗所で保管する。20℃以上の温度での使用ならば、内部の化学反応が活発になり効率よく使用できるが、寒冷地では効率が悪くなり使用できる時間は短くなる。

メモリー効果は、充電池を使い切らずに充電することを繰り返し行うことで発生する。メモリー効果が起こると、一時的に充電池が持っている電圧が低下して、正常な容量を取り出せず、使用できる時間が短くなる。メモリー効果が発生した充電池は、使い切ったあと、充電することを2-3回繰り返すと回復する場合がある。

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